タクシン派6000人が街頭集会 タイ
今年春に反政府デモを行ってタイの騒乱を引き起こしたタクシン元首相派が19日、4か月ぶりに再び大規模な街頭集会を開いた。
この集会は、19日が反政府デモの強制排除から4か月となることから開かれたもので、デモ終結後の活動としては最大となる6000人が参加した。今も非常事態宣言が継続しているバンコクでは政治集会は開けないため、参加者は、強制排除の犠牲者らを弔う赤いリボンやろうそくを路上に飾ることで、政権を批判する姿勢を示した。
集会は約2時間で解散し、混乱はなかったが、政治対立による混乱の火種はくすぶり続けている。