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北朝鮮高官“正恩氏が後継者”初めて認める

2010年10月8日 22:06

 北朝鮮・金正日総書記の後継者に決まった三男・正恩氏について、北朝鮮の政権幹部は「正恩氏によって導かれることを名誉に思う」と述べ、後継者であることを初めて公式に認めた。

 北朝鮮の国会にあたる「最高人民会議」の楊亨燮常任副委員長がイギリスの映像通信社・APTNの単独インタビューに対して、「偉大な金日成同志と偉大な金正日同志の指導を受け、今、新たに金正恩同志の下で光栄だ」と述べ、正恩氏が後継者であることを公に認めた。

 北朝鮮の国営メディアは、先月28日に開かれた朝鮮労働党代表者会以降、正恩氏の写真や映像を公開したが、特に説明はつけておらず、北朝鮮の政権幹部が、正恩氏が後継者であることを認めたのは初めて。