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工場経営者の身柄拘束 ハンガリー泥水流出

2010年10月11日 23:33

 ハンガリーで、工場の廃液で鉛や水銀を含んだ有毒な泥水が流れ出し、7人が死亡した事故で、「決壊の責任はすべて工場側にある」と繰り返していた政府は日本時間11日夜、アルミニウム製造工場の経営者の身柄を拘束したと発表した。

 この有毒な赤い泥水はアルミニウムを精製する過程で出た廃液で、貯水池には、今回の事故で流れ出なかった泥水250万トンがまだ残っており、決壊した部分もそのまま放置されていた。