哨戒艦沈没から1年を前に、韓国軍が訓練
北朝鮮による哨戒艦沈没事件から26日で1年となるのを控え、韓国軍は24日、大規模な射撃訓練を行った。
訓練は北朝鮮との軍事境界線に近い施設で行われ、兵士2000人、戦車や自走砲、最新鋭の戦闘機などが投入された。北朝鮮による哨戒艦沈没事件から26日で1年となるのを前に、韓国軍は「敵のどのような攻撃も即座に撃退する能力を示すためだ」と説明している。
一方、朝鮮半島西側の黄海沿岸で23日、アメリカ軍と韓国軍が合同で、機材や物資を陸揚げする訓練を行った。米韓両軍が黄海沿岸で大規模な揚陸訓練を行うのは初めて。一連の演習に対し、北朝鮮は「朝鮮半島の平和と安定を望む民族と世界の世論に対する公然たる挑戦行為だ」と非難している。