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IMF前トップ、新疑惑発覚で選挙出馬は…

2011年7月9日 4:51

 性的暴行の罪で起訴されている、国際通貨基金(IMF)の前のトップ・ストロスカーン被告の新たな疑惑で、フランスの大統領選挙の候補者選びが混乱している。

 フランスの有力紙「フィガロ」は6日、ストロスカーン被告について、「被害者の証言の信ぴょう性の問題から起訴の取り下げが濃厚で、来年の大統領選に社会党から出馬する可能性が出てきた」と報じている。ところが、フランスの女性作家が新たな性的暴行容疑でストロスカーン被告を告訴し、社会党の候補者選びに再び混乱が生じている。