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NY株248ドル安、終値1万1547ドル

2011年11月22日 8:16

 21日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は一時300ドル以上値下がりした。アメリカの財政再建に対する不透明感が大きな原因。

 21日のニューヨーク株式市場は、アメリカの財政赤字削減のための与野党委員会協議が難航して意見がまとまらないとの見通しが出たことにより、13年のアメリカの予算編成に影響が出る可能性が高いとして、ダウ平均株価は下落した。また、ヨーロッパの債務問題の拡大を懸念する声が引き続き出ていることも原因となった。

 この結果、ダウ平均株価は先週末比248ドル85セント安い1万1547ドル31セントで取引を終えた。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は先週末比49.36ポイント安い2523.14だった。

 アメリカは今週、感謝祭の休日を迎え、クリスマス・年末商戦も始まる。市場関係者は、個人消費がどこまで伸びるのか注目している。