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古川聡さんが帰還「お湯の風呂に入りたい」

2011年11月22日 16:01
古川聡さんが帰還「お湯の風呂に入りたい」

 宇宙飛行士・古川聡さんが、167日という日本人で最長記録となる宇宙滞在を終え、日本時間22日午前11時半前、ロシアの宇宙船「ソユーズ」で地球に帰還し、元気な姿を見せた。帰還直後、古川さんは「たまっているお湯のお風呂に入りたいです」などと語った。

 ソユーズは、予定より約1分遅れたものの日本時間22日午前11時26分、カザフスタンの大草原に着陸した。着陸直後は、ロシア航空宇宙局の関係者や報道陣で大変な騒ぎだった。NNNの取材に対し、古川さんは「ただいま戻りました」「重力をすごく感じますね」「たまっているお湯のお風呂に入りたいです」などと語った。

 古川さんは到着後、仮設テントでメディカルチェックを受けた後、ヘリコプターで約300キロ北のコスタナイ空港に向かった。そこで簡単な記者会見に臨んだ後、家族の待つアメリカ・ヒューストンに向かうという。