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8月の南米アマゾン森林火災“最多”3.3万件余り…違法な森林伐採の急増が影響か

2022年9月2日 12:55
8月の南米アマゾン森林火災“最多”3.3万件余り…違法な森林伐採の急増が影響か

南米ブラジルのアマゾンで先月起きた森林火災が3万件を超え、2011年以降、最多となったことがわかりました。違法な森林伐採の急増が影響しているとみられています。

ブラジルの研究機関によりますと、アマゾンで8月の1か月間に発生した森林火災は3万3000件余りで、8月としては2011年以降、最多となりました。

アメリカメディアによりますと、現地では違法な森林伐採が急増していて、農地や牧場に開拓するための許可を得ていない野焼きが火災につながったとみられています。

アマゾンは世界最大の熱帯雨林で、その保護は気候変動の緩和に貢献するとされています。

ロイター通信によりますと、来月のブラジルの大統領選挙でも、開発に積極的な現職のボルソナロ大統領に対し、対抗馬のルラ元大統領はアマゾンの保護が最優先と訴えるなど、熱帯雨林開発の是非が争点の一つとなりそうです。

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