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アメリカ国務省“北朝鮮発射”を強く非難

2024年5月28日 6:17

アメリカ国務省は27日、北朝鮮が弾道ミサイル技術を使用した発射を行ったことを強く非難しました。

アメリカ国務省は声明で、今回の発射を「弾道ミサイル計画に直接、関連する技術を取り入れたものだ」と指摘し、「国連安全保障理事会決議に明らかに違反している」と非難しました。

その上で「北朝鮮の行動は孤立を深めるだけでなく、朝鮮半島の安定と繁栄を損なうものだという強いシグナルを、国際社会と協力して送り続ける」とし、アメリカが日本と韓国の防衛に関与していく姿勢は引き続き揺るぎないと強調しました。

またアメリカのインド太平洋軍も声明を発表し、弾道ミサイルの発射は「国連安保理決議に対する大胆な違反であり、緊張を高め、地域内外の安全保障情勢を不安定化させる危険がある」と非難しています。また、今回の発射はアメリカや同盟国にとって差し迫った脅威とならないと分析しています。