イギリスのフィナンシャルタイムズは14日、ウクライナ侵攻を続けるロシアが中国に地対空ミサイルなどの装備の支援を求めたのに対し、中国が軍事支援の意思を示したと報じました。

これはフィナンシャルタイムズがアメリカ政府が同盟国に伝えた内容として報じたものです。

ロシアが、ウクライナ侵攻の開始後地対空ミサイルや無人攻撃機＝ドローンなど5種類の装備の支援を求めたのに対し、中国側も前向きな姿勢を示したということです。

記事では支援の要請を行った具体的な時期や実際に支援が行われたかどうかについては触れていません。ただアメリカの国防総省は状況を「非常に注意深く見ている」と述べたと伝えています。

中国の動きを巡っては14日、アメリカのサリバン大統領補佐官がイタリアのローマで中国外交トップの楊潔チ政治局員と会談した際中国側に軍事支援も含めたロシアへの支援を行うことへの懸念を伝えました。

（※ 楊潔チのチは竹かんむりの下にがんだれと「虎」）