元徴用工問題 韓国政府“解決案”は「屈辱的」…原告支援団体が抗議集会
いわゆる元徴用工問題をめぐり、韓国政府が説明した財団が日本企業の賠償を肩代わりする解決案について、原告の支援団体が18日、韓国政府に抗議する集会を開きました。
元徴用工訴訟の原告の支援団体などは抗議集会で、韓国政府が先週、公開討論会で説明した解決案について「屈辱的な案」と主張しました。
参加者らは韓国外務省までデモ行進し、朴振外相にあてた抗議文を提出しようとしましたが、外務省側は対応しませんでした。
18日の抗議集会は元慰安婦問題の集会と合同で行われていて、日本や尹錫悦政権に厳しい革新系の市民団体として、一体となり活動している形です。
また原告の1人は17日、財団からの賠償金は受け取る考えがないことを表明しました。
韓国政府は、解決策の確定にあたっては原告側の同意を求める方針ですが、説得には困難が予想されます。