バレンタインデーの１４日、中国・上海中心部の公園で、結婚を望む人たちが異性の情報を無料で手に入れることができる、出会いのための催しが開かれた。

　この催しは、年齢や収入などの情報と相手に望む条件を書いた紙を公園に張り出すことで、希望に合う異性に出会ってもらおうと、上海市がバレンタインデーにちなんで催したもので、雨の中、未婚の子供を持つ親ら数千人が集まった。

　一人っ子政策がとられている中国では、男児が生まれるのを望む傾向があり、男女比も男性が女性を上回っている。男性の結婚難が農村などで問題となり、日本同様、晩婚化が進むとされる中国。今後は毎週末、公園で催しが行われるということで、我が子の伴侶を探そうという熱心な親らでにぎわうことになりそうだ。