タイム誌今年の人は“エボラと闘う人たち”
アメリカの雑誌「タイム」は、恒例の「今年の人」に「エボラ出血熱と闘う人たち」を選んだと発表した。
タイム誌の表紙を飾ったのは、エボラ出血熱の対応にあたる防護服姿の人。選定理由には、「医師や看護師、救急車の運転手や遺体の埋葬にあたった人々は、自らへの感染の危険も顧みず勇気と慈悲に満ちた疲れ知らずの活動を行った」「この人々の踏ん張りにより、世界は対策を講じる時間を得ることができた」ことをあげている。
WHO(=世界保健機関)は10日、エボラ出血熱による死者が6388人にのぼると発表する一方で、拡大の勢いは緩やかになっているとの見解を示している。