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トラック運転手“過酷労働改善”へ初会合

2015年5月20日 16:58

 長時間労働が問題になっているトラック運転手の働き方を改善しようと、国土交通省と厚生労働省が合同で協議会を立ち上げた。

 20日の初会合はトラックの業界団体の他、荷物の運搬を依頼する側の経団連や総合商社なども出席して行われた。協議会では今後、トラック運転手の長時間労働を改善するため、企業からの荷物の発注のあり方や、安い運送料の適正化など検討することになった。また、トラック運転手の労働実態を調査して、倉庫の混雑で荷物を待つ時間が長いといった長時間労働の原因も探る。

 これまでにも、倉庫の出入り口の拡大や、フォークリフトの活用で、荷物の積み込み時間を短縮した例もあり、今後、都道府県ごとにトラック業界と企業による協議会を作って、地域に応じた改善策を試していくという。

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