トランプ大統領「日本は国を開かなければならない」 石破首相と電話会談
アメリカのトランプ大統領は7日、石破首相との電話会談で「日本は国を開かなければならない」と伝えたと明らかにしました。
アメリカ トランプ大統領
「けさ日本の首相ととても良い話をした。日本側はアメリカに(交渉に)来る。(石破首相に対し)『あなた方は国を開かなければならない。我々は日本では自動車が一台も売れなかった』と伝えた。日本は我が国で何百万台もの自動車を売っているのに」
トランプ政権は7日、日本との交渉をベッセント財務長官とUSTR=アメリカ通商代表部のグリア代表が担うことを明らかにしました。
ベッセント長官は7日、FOXビジネスに出演し、70近い国や地域が交渉を持ちかけてきていると明らかにした上で、「日本はすぐに名乗りを上げたので、優先されると思う」と述べ、日本との交渉を優先する考えを示しました。
一方で、「非関税の貿易障壁は数多くあり、日本の障壁はかなり高い」とも指摘し、「日本との交渉は生産的なものになると確信している」と述べました。