ムンク「叫び」史上最高額の96億円で落札
アメリカ・ニューヨークで開かれたオークションで2日、ノルウェーの画家・ムンクの代表作「叫び」が1億1992万ドル(約96億円)で落札された。予想落札額の8000万ドルを大幅に上回り、美術品の落札額としては史上最高額。
これまでの最高額は、10年に落札されたピカソの「ヌード、観葉植物と胸像」で約1億650万ドルだった。
「叫び」は全部で4作あるが、1895年に描かれたこのパステル画は、唯一、個人が所有していた。
落札者の身元は明らかになっていない。