「エノラ・ゲイ」飛行日誌がオークションに
広島に原爆を投下した爆撃機「エノラ・ゲイ」の副操縦士が書き記した飛行日誌が、29日、アメリカのニューヨークでオークションにかけられた。
日誌は、エノラ・ゲイ副操縦士の故ロバート・ルイス氏によるもので、「戦争は終わった」と記すなど、当時の心情がうかがえる。しかし、日誌は最低希望価格の15万ドル(約1800万円)に届かず、落札されなかった。今後も買い手を探すという。
一方、オークションにはルイス氏が乗組員への説明用に書いた原爆投下の計画書も出品され、3万ドル(約360万円)で落札された。