接種義務化反対デモ隊の排除開始 カナダとアメリカの国境
カナダとアメリカの国境が新型コロナウイルスワクチンの接種義務化に反対するトラック運転手らのデモで封鎖されている問題で地元の警察が12日デモ隊の排除を始めました。
トラック運転手らによるデモはカナダのウィンザーとアメリカのデトロイトを結ぶ橋を封鎖して行われていましたが、12日朝、地元の警察当局が排除を始めました。
橋の封鎖がこの日で6日目となり、交通や物流への影響が大きくなっているのを受け、当局が対応に乗り出しました。
大きな混乱はなく、ニューヨークタイムズによると一部のトラックは立ち去りましたが、多くの車両はとどまり、橋の封鎖は続いているということです。
カナダの首都・オタワでも抗議活動は続いていて、オンタリオ州の知事は非常事態を宣言しています。