iPad訴訟で和解 中国の企業が破産
タブレット端末「iPad(アイパッド)」の商標権をめぐり、アメリカの「アップル」と争っていた中国の会社が破産していたことがわかった。
破産したのは中国・広東省深センにあるIT企業「唯冠科技」。唯冠科技はiPadの商標権をめぐってアップル側と争った末、今年6月に6000万ドル(約47億円)をアップル側から受け取ることで和解した。
しかし、唯冠科技には和解金を上回る2億8000万ドル(約220億円)の債務があり、債権者から破産の申請が出されていて、19日、広東省高級人民法院が申請を認めたという。
アップル側から受け取った和解金の分配などについては、今後、債権者同士で話し合いが行われる。
★深センの「セン」は土へんに「川」