経営破綻 スカイマークが債権者説明会
民事再生法の適用を申請し経営破綻した国内3位の航空会社スカイマークが、債権者に向けて破綻に至った経緯や再建計画などを説明した。
4日、都内で行われた債権者説明会には、スカイマークと取引のあった企業の担当者らが出席した。スカイマークが東京地裁に提出した書類によると、スカイマークの現預金残高は昨年3月時点では約71億円だった。しかし、民事再生法の適用を申請した先月末の時点では手元の資金が約3億円しか残っていなかったことなどがわかっている。
債権者「もう少し早く手が打たれていれば、何とかなったんじゃないかと思います」
また、出席した債権者からは、説明された再建計画について、「安心できるものだったが、これから先はわからない」などと、実現を不安視する声も聞かれた。