スカイマーク再生 2つの案を債権者集会に
民事再生手続き中の航空会社「スカイマーク」をめぐり、2つの再生計画案が債権者集会にかけられることになった。
東京地裁が認めた再生計画は、スカイマークが提出した「ANAホールディングス」などを共同スポンサーとする案と、最大の債権者であるアメリカの航空機リース会社「イントレピッド・アビエーション」が提出した案。イントレピッドはANAの支援に反対していて、2つの対立する案が、8月5日に開かれる見通しの債権者集会で示されることになる。また、イントレピッドの再生案で、どの航空会社がスポンサーに名乗りを上げるかも注目されている。
再生計画案が成立するためには「債権総額の2分の1以上」の賛成などが必要となるため、大口債権者の航空機メーカー「エアバス」がどちらの案に賛成するかが焦点となる。