ウクライナ首都キエフで露軍が商業地区など爆撃…ショッピングセンターでは大規模火災、少なくとも8人死亡
戦闘が激化するウクライナでは、首都キエフや南東部のマリウポリで民間施設への攻撃が相次ぎ、市民らへの被害が拡大しています。
首都キエフでは20日、ロシア軍が市内の複数の住宅と商業地区を爆撃、ショッピングセンターでは大規模な火災が発生し、少なくとも8人が死亡したということです。
また、南東部マリウポリでは、子どもや女性ら400人ほどが避難していた美術学校が空爆されたと地元当局が発表しました。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領「約400人の民間人があそこにいた。がれきの下にいる彼らのうちの、どれだけの人が生存しているかわからない。爆撃を行ったパイロットを必ず撃ち落とす」
ロシア国防省は20日、マリウポリからのウクライナ軍の撤退を要求しましたが、ウクライナのベレシュチュク副首相は、地元メディアの取材に「降伏や武器を置くことはあり得ない」と語り、ロシア側の要求を拒否したことを明らかにしました。