EU、北朝鮮への独自の追加制裁決定
EU(=ヨーロッパ連合)は18日、3回目の核実験を強行した北朝鮮に対し、独自の追加制裁を行うことを決めた。
EUは18日、ベルギー・ブリュッセルで開いた外相会議で「北朝鮮の核実験は地域と国際平和にとって深刻な脅威だ」と強く非難し、追加制裁を決めた。弾道ミサイル開発の部品として利用することが可能なアルミニウムなどの輸出に加え、資金源となる金やダイヤモンドなど貴金属の取引を禁止する。
また、北朝鮮の銀行がEU域内で事務所を開くことも禁止し、すでに実施している北朝鮮の政府高官の渡航禁止や、企業の資産凍結についても対象を拡大した。EUは、独自の制裁を今後さらに強めることも検討している。