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サッカー公式戦で日本人主審に八百長依頼

2013年2月20日 20:23

 タイで行われたサッカーの公式戦で、日本人の主審に八百長が持ちかけられていたことが明らかになった。

 タイのサッカー協会によると、去年11月にバンコクで行われたタイ協会杯の決勝で、主審を務めた吉田寿光氏に対し、正体不明の人物から、金銭を見返りに片方のチームに有利な判定を行うよう働きかけがあったという。

 吉田氏はこの事実を国際サッカー連盟(=FIFA)などに報告した。

 サッカーの八百長試合は、ヨーロッパ連合(=EU)の警察機関が「世界の680の試合で疑いがある」と公表するなど問題化していて、20日からマレーシアで国際刑事警察機構やFIFAなどによる会議が開かれている。