北朝鮮の国営メディアは１５日夜、平壌を訪れている飯島勲内閣官房参与が北朝鮮の外交を担当する幹部の一人である金永日労働党書記と会談したと報じた。

　北朝鮮の国営メディアは、１４日に平壌入りした飯島参与が労働党の国際部長も務める金書記と会談したと伝えた。ただ、会談の内容については明らかにされていない。

　金書記は北朝鮮の外交を取り仕切る責任者の一人で、今年１月、金正恩第１書記が「重大措置を講じる」と述べて核実験の実施を示唆した外交・安全保障の幹部協議会にも出席している。また、飯島参与も同行した小泉元首相の訪朝では、平壌の空港で一行を出迎えている。