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NYダウ大幅反発 1か月半ぶり過去最高値

2013年7月12日 9:40

 11日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、金融緩和策が当面、継続されるとの期待が高まったことから、ダウ平均株価が前日比170ドル近く値を上げ、約1か月半ぶりに過去最高値を更新した。

 アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)のバーナンキ議長は前日の講演で、金融緩和策を当面、継続する方針を明らかにした。市場では金融緩和策の縮小時期が注目されているが、バーナンキ議長の発言によって早期の緩和策縮小に対する懸念が和らぎ、買いが進んだ。

 結局、ダウ平均株価は前日比169ドル26セント高の1万5460ドル92セントで取引を終え、約1か月半ぶりに過去最高値を更新した。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比57.54ポイント高の3578.30で取引を終えている。