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オバマ大統領がプーチン大統領と電話会談

2013年7月13日 13:28

 アメリカ・オバマ大統領は12日、ロシア・プーチン大統領と電話で会談した。アメリカ政府の通信情報収集を暴露した元CIA職員・スノーデン氏の亡命を認めないよう求めたものとみられる。

 ホワイトハウスによると、両首脳は、スノーデン氏の問題やロシア・ソチオリンピックへ向けたテロ対策の協力などについて話し合い、米露関係の重要性に言及したということで、詳しい内容は明らかにされていないが、オバマ大統領は、スノーデン氏のロシアへの亡命を認めないよう求めたものとみられる。

 これに関連して、アメリカ国務省のサキ報道官は、弁護士らがロシア・モスクワの空港でスノーデン氏と面会したことについて、「弁護士らが空港のトランジットエリアに入れるようロシア当局が手助けしたことに落胆している」と述べ、ロシア政府を批判した。