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新プリンス披露、王子の「イクメン」ぶりも

2013年7月24日 18:12

 男児を出産したイギリスのキャサリン妃が日本時間の24日朝、赤ちゃんと共に病院を退院した。現在、イギリス・ロンドンでの生活の拠点となるケンジントン宮殿で、ウィリアム王子と親子3人ですごしているとみられる。

 新しいプリンスのお披露目から一夜明け、イギリスの新聞の一面は、いずれも赤ちゃんの顔がアップで飾られている。中には、キャサリン妃が、ウィリアム王子から贈られたダイアナ元皇太子妃の指輪を身につけ、お披露目に臨んだエピソードを紹介する新聞もある。

 出産から約27時間後に、キャサリン妃は大勢の市民が詰めかける中、ウィリアム王子と共に姿を見せた。初めてお披露目された赤ちゃんは白い産着に包まれ、時折手を動かしていた。

 キャサリン妃「彼が最初のおしめをつけてあげたのよ」

 ウィリアム王子は、自分でオムツを取り換えるなど、出産直後から「イクメン」ぶりを見せている。また、病院を出る際には、赤ちゃんをベビーシートに入れて自ら運んできた。事前にベビーシートの装着方法を練習していたということで、無事装着した後は息を「ふーっ」と吹くようなしぐさも見せた。そしてウィリアム王子は、自分で車を運転して病院を後にした。

 父親が育児に積極的にかかわっていく姿が、国民に新しい王室の形を印象づけている。