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アフガンで市民16人殺害 米兵に終身刑

2013年8月24日 14:44

 去年3月、アメリカ軍の兵士がアフガニスタンで銃を乱射し、市民16人を殺害したとして起訴された事件で、アメリカ軍の軍法会議はこの兵士に終身刑の判決を言い渡した。

 この事件は去年3月、アフガニスタン南部で駐留米軍の兵士だったロバート・ベイルズ被告が民家に侵入し、子供や女性を含む16人を射殺したもの。アメリカ軍によると、アメリカ・ワシントン州にある基地で23日、軍法会議が開かれ、ベイルズ被告に仮釈放のない終身刑が言い渡された。

 ベイルズ被告は、起訴内容を認める代わりに死刑を免れる司法取引に応じていた。ベイルズ被告は遺族に対し、謝罪の言葉を述べているが、動機については「自分でもわからない」と話しているという。