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ポル・ポト政権、元最高幹部2人に終身刑

2014年8月7日 15:48

 カンボジアのポル・ポト政権時代の虐殺を裁く特別法廷は7日、政権の元最高幹部2人に対し、終身刑を言い渡した。

 人道に対する罪で終身刑を言い渡されたのは、ポル・ポト派ナンバー2だったヌオン・チア被告(88)と元国家幹部会議長のキュー・サムファン被告(83)。カンボジアでは1970年代にポル・ポト政権の虐殺により170万人以上が死亡したとされ、国連の支援により当時の政権幹部の罪を問う特別法廷が設置された。

 裁判は罪状ごとに分けて行われ、2012年に元政治犯収容所の所長の終身刑が確定しているが、元最高幹部への判決は初めてとなる。