×

シリア攻撃、下院では「態度未定」なお多く

2013年9月5日 22:27

 アメリカ議会上院の外交委員会は4日、シリアへの軍事攻撃を承認する決議案を可決した。

 決議案には「地上部隊を派遣しないこと」「攻撃を最長90日に限定すること」などが盛り込まれ、9日以降の上院本会議で採決される。

 一方、野党が過半数を占める下院では異論も多く、決議案の行方は不透明な情勢。下院議員に対するアメリカの新聞・ワシントンポストの調査では、態度未定の議員が多いものの、日本時間5日午後5時現在、定数435人のうち、軍事行動に「反対」が83人なのに対し、「賛成」は19人にとどまっている。