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NY株127ドル高 シリア攻撃懸念和らぐ

2013年9月11日 9:05

 10日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価はシリアへの軍事攻撃の懸念が和らいだため値を上げた。一方、新製品の発表を行ったアップルの株は値下がりしている。

 10日のニューヨーク株式市場は、最近の懸念材料だったシリアへの軍事攻撃に対する緊迫感が和らいだと判断、買いの材料になった。この結果、ダウ平均株価は前日比127ドル94セント高の1万5191ドル06セントで取引を終えた。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は前日比22.84ポイント高の3729.02で取引を終えている。

 また、10日に新型スマートフォン「iPhone5c」「iPhone5s」の新製品発表を行ったアップルの株価は値下がりした。市場関係者は「廉価版を出すことで新興国の販売拡大に向けた取り組みとしては評価している。しかし、発表にサプライズがなかったのも売られた原因の一つではないか」と分析している。