米盗聴問題、日本も監視対象~NYタイムズ
アメリカの新聞「ニューヨークタイムズ」は3日、国際的な盗聴活動が問題となっているNSA(=アメリカ国家安全保障局)が、日本も監視対象にしていたと報じた。
これは、ニューヨークタイムズがCIA(=アメリカ中央情報局)の元職員・スノーデン氏から入手した文書の内容として伝えたもの。それによると、NSAは日本について、経済、外交面で優位に立つために監視対象にしているという。
国連・潘基文事務総長も監視対象で、今年4月のオバマ大統領との会談前に、潘事務総長がシリアなどの中東問題でどのような発言をするかの情報を事前に得ていたとしている。
また、記事では毎朝、オバマ大統領に報告される情報機関の情報の半分以上はNSAによるものだとしている。