オバマ大統領 湾岸6か国首脳を招き夕食会
アメリカのオバマ大統領は13日、中東の湾岸6か国の首脳を招き、夕食会を開いた。一連の会議では過激派組織「イスラム国」への対応などをめぐり、意見を交わすことになっている。
オバマ大統領は、14日にサウジアラビアや、カタール、クウェートなど6か国の首脳らと会議を開くのを前に夕食をともにした。
一連の会議では「イスラム国」への対応のほか、イランの核問題の解決へ向けた協議の現状をオバマ大統領が各国に説明する。しかし、イスラム教シーア派の大国・イランと交渉を進めていることには反発も強く、スンニ派の大国・サウジアラビアは直前になって国王の出席を取りやめ、皇太子の派遣にとどめた。
問題が山積する中、どこまで結束を示せるかが焦点となる。