×

オバマ大統領 イラン制裁緩める可能性示す

2013年11月8日 13:51

 イランの核問題をめぐる協議が、スイスのジュネーブで行われる中、アメリカのオバマ大統領は7日、イランへの制裁を緩める可能性を示した。

 ジュネーブで行われている欧米などとイランとの協議では、核兵器への転用が可能な高濃縮ウランの製造停止や経済制裁の緩和などが話し合われているとみられる。

 協議の進展について、アメリカのNBCテレビのインタビューに答えたオバマ大統領は、「イランが核計画の前進を止めれば、我々は非常に小規模だが制裁を緩和する考えがある」と述べ、制裁を緩める可能性を示した。

 NBCテレビなどによると、アメリカのケリー国務長官が8日にジュネーブに入り、イランのザリフ外相と会談するということで、一連の協議で実質的な進展がみられるかどうかが注目される。