×

自衛隊が食糧の空輸開始 比台風

2013年11月19日 8:46

 台風30号によるフィリピンでの犠牲者は約4000人に上っている。現地では自衛隊が食糧の空輸を始めるなど、日本の支援活動が本格化している。

 フィリピンでは航空自衛隊のC130輸送機が18日、物資の空輸を開始し、首都・マニラから被災したパナイ島に食糧9トンを運んだ。

 防衛省航空幕僚監部・二木2等空佐「日本語で『ありがとう』と言われて、ますます期待に応えたいと思っている」

 今回、自衛隊では過去最多となる1100人を超える態勢で緊急援助活動を展開する予定。また、レイテ島のタクロバンには18日、JICA(=国際協力機構)がテントや発電機などの支援物資を届けた。

 台風30号による犠牲者はこれまでに3976人に上っており、日本人26人といまだ連絡が取れていない。