米ワシントンで“天安門事件”の記憶を伝える展示会
アメリカの首都ワシントンで13日、中国での民主化運動が武力で鎮圧された天安門事件の記憶を伝える展示会が始まりました。
展示会は、33年前の事件当時の学生リーダーだった王丹氏らが企画したもので、中国当局が武力で鎮圧する経緯を示したパネルや、学生らが天安門広場で使っていた旗やテントなどが展示されています。
来場者「自由のために払われた犠牲を記憶し、二度と同じことが起きないよう忘れないことが重要だと思う」
天安門事件をめぐっては香港にある記念館が去年、当局による規制が厳しくなり閉鎖に追い込まれています。
ワシントンの展示は期間限定で行われますが、王丹氏らはニューヨークに新たな常設の記念館の開設を目指すということです。