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NY株78ドル高 終値1万6985ドル

2014年7月10日 8:22

 9日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、約79ドル値を上げて取引を終えた。

 この日、株式市場が注目したのはアメリカの金融政策を決めるFOMC(=連邦公開市場委員会)の6月の会議の内容が明らかにされたことだった。最近、市場ではいい内容の経済指標が出ると利上げに対する警戒感が出ていたが、公開された会議の内容からは利上げを急がないとの姿勢が見えたとして買いの材料になった。

 結局、優良株で構成するダウ平均株価は前日比78ドル99セント高の1万6985ドル61セントで取引を終えた。これは3営業日ぶりの値上がり。

 また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は27.57ポイント高の4419.03となった。