NY株121ドル高 ハイテク株中心に買い
27日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、前の日に大きく値を下げた反動で値ごろ感の出た銘柄を中心に買いが入り、ダウ平均株価は、120ドル以上値を上げた。
27日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価の終値は前日比121ドル45セント高い1万8162ドル99セント。またハイテク株が中心のナスダック総合指数は73.84ポイント上げ5106.59だった。
この日は、まず年内の利上げへの警戒感などで前日に大きく値を下げた反動と、半導体の業界で再編が進むとの前向きな報道を受け、アップルやマイクロソフト、インテルなどハイテク銘柄を中心に買いが広がった。また、ヨーロッパの株式相場がこの日上昇したことも好感し、買いを誘った。一方、原油の先物相場は下落したことを受けてエネルギー関連株では売りが優勢となった。市場では29日に発表されるGDP(=国内総生産)の内容が注目されており、慎重に見極める人も多いという。