NY株103ドル高 終値1万8119ドル
22日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、不透明感が広がっていたギリシャの金融支援をめぐる協議が進展するとの期待が高まり、ダウ平均株価は前週末比103ドル83セント高の1万8119ドル78セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数は、同36.97ポイント高の5153.97。
22日は、財政破綻の危機にひんしているギリシャが新たな財政再建策を提示したことを受けて支援協議が前進するとの見方が広がり、ヨーロッパの株式相場が大幅に上昇した。これを受け、ニューヨーク株式市場でも買い注文が活発になった。
また、5月のアメリカの中古住宅の販売件数が大幅に増え、市場予想よりも高い水準だったことから、景気の先行きへの期待感も高まり、幅広い銘柄で買いが優勢となった。