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盗難か、不明な所持品も マレーシア機墜落

2014年7月20日 19:32

 マレーシア航空機がウクライナ東部で墜落してからまる2日がたったが、原因の究明は進んでいない。ウクライナ・ドネツク州の墜落現場から小島康裕記者が報告。

 翼の一部とみられる残骸の近くに19日は武装した親ロシア派の男が立っていて近づけなかったが、20日はなぜか一人もいない。19日とは随分違う印象だ。

 また、19日は、見える範囲に多数の遺体が放置されていたが、ウクライナ当局がすべて運び出したそうで、20日は当局に動員された地元の労働者数百人が、残った遺体がないか確認を行っている。

 このあたりには乗客のものとみられる所持品も散乱しているが、19日にあったキャラクターのついた小さなかわいらしい小物入れが20日はなかった。当局は、所持品についてはまったく運び出していないと話していることから、盗難が発生しているとみられている。

 現場の調査を行っているOSCE(=ヨーロッパ安全保障協力機構)によると、残骸が動かされたり、遺体袋が開けられたりした形跡があるという。現場は、親ロシア派が影響力を保っていて、OSCEも嫌がらせを受けたと話している。現場の管理もまったく不十分なことから、徹底した捜索・検証ができるかどうかは未知数となっている。

 鍵を握るフライトレコーダーについても、情報が錯そうしていて、原因究明に向け、いきなり壁にあたっているといえそうだ。