バカンティ教授、所属病院を1年間休職へ
STAP細胞の論文で共同執筆者のひとり、アメリカ・ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授が、所属する病院を1年間休職することになった。
バカンティ教授はハーバード大学と提携するブリガム・アンド・ウィメンズ病院の麻酔科長を務めているが、12日、病院はバカンティ教授がこの役職を来月1日付で退任し、1年間休職すると発表した。
STAP細胞の論文の執筆者、小保方晴子氏はかつてバカンティ教授の研究室に所属し、教授は論文の共同執筆者のひとりだが、今回の発表では、休職とSTAP細胞論文の不正問題との関係については触れられていない。
これまでバカンティ教授は「論文の信頼性が失われた」として、撤回することに同意した一方、STAP細胞の存在は今後、第三者によって証明されると信じているとコメントしていた。