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エボラ出血熱 医療関係者80人以上死亡

2014年8月21日 14:10

 西アフリカでエボラ出血熱の感染が拡大し、一部で社会不安も広がるなか、WHO(=世界保健機関)は20日、これまでに医療関係者80人が死亡したと明らかにした。

 AP通信などによるとリベリア政府は、エボラ出血熱の感染防止策として、全土に夜間外出禁止令を出した。また、首都・モンロビアの一部地域を有刺鉄線で囲んで隔離、20日、これに怒った住民が警官隊と衝突し、住民4人がケガをした。

 隔離された地域では、先週末、感染者が収容されている施設が襲撃されるなど治安が悪化、施設から感染者が逃げ出すなど社会不安も増している。

 一方、WHOのチャン事務局長は、「これまでに約160人の医療関係者が感染し、80人以上が死亡した」と明らかにした。アメリカの医学誌に20日、掲載されたもので、チャン事務局長は、「医療関係の人材の損失は感染拡大の防止を困難にしている」として、国際的な支援の重要性を訴えている。