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米大統領、エボラ出血熱の感染拡大に危機感

2014年10月15日 10:39

 アメリカ・オバマ大統領は14日、「世界全体がまだ十分に行動していない」として、エボラ出血熱の感染拡大に強い危機感を示した。

 オバマ大統領は、「飛行機で簡単に移動ができるこの時代に、エボラ出血熱の感染は全ての人にとって直接的な脅威になる」と述べ、国際社会に対しさらなる支援を行うよう呼びかけた。

 オバマ大統領「繰り返し言っているが、世界全体がまだ十分に行動していない。能力のある国が、まだ行動していない」

 また、オバマ大統領はテキサス州ダラスで患者の治療にあたっていた看護師がエボラ出血熱に感染したことについて、感染の経緯を解明するため、調査態勢を強化することを明らかにした。