学校襲撃で生徒ら141人死亡 パキスタン
パキスタン北部のペシャワルで学校が武装集団に襲撃された事件は軍が実行犯全員を射殺して収束したが、死者は141人にのぼっている。
事件が起きたのはペシャワルにある軍が運営する学校で、イスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動」が犯行声明を出した。軍の報道官は実行犯9人全員を殺害し、制圧作戦は終了したとしているが、生徒ら141人が死亡した。
事件を受け、自らも「パキスタン・タリバン運動」に銃撃されたノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんは「学校に通う罪のない子供たちがこのような恐怖にあういわれはない」「残虐で卑劣だ」と強く非難した。