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「預言者の恨みをはらした」パリ銃撃事件

2015年1月7日 23:25

 フランス・パリの新聞社で7日、銃撃事件があり、地元メディアによると、少なくとも12人が死亡、約20人がケガをした。現場前から小島記者が中継。

 事件発生から約3時間がたつが、大勢の捜査関係者やマスコミが集まっていて、騒然としている。時々、私の後ろを捜査関係者が通り、取材に応じることもあるが、まだ内部の状況や詳しい被害の状況は伝えられていない。

 犯人は逃走しており、詳しい背景は不明だが、目撃者の証言によると、犯人が「預言者の恨みをはらした」と叫んでいたというなので、新聞の報道内容に不満を持った人物による犯行の可能性がある。フランスのメディアによると、容疑者は犯行後、北に向かい、車を乗り捨てて逃走したとの情報がある。

 また、容疑者は3人との情報も出ている。フランス政府は警戒態勢を最高レベルに引き上げ、警察官3000人を投入して容疑者を追っているという。