「辺野古反対」翁長氏が外国メディアに訴え
沖縄県の翁長知事は20日午後、東京・千代田区の外国特派員協会で会見を行い、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する県の方針を初めて外国のメディアに向けて直接訴えた。
翁長知事「今のやり方でいきますと、(辺野古への移設は)できないと思っている。私は必ずできないようになるだろうと思っている。絶対に作らせないということをアメリカには伝えたいです」
20日午後、外国特派員協会で会見に臨んだ翁長知事は、沖縄の基地問題の歴史的な経緯にも触れ、普天間基地の辺野古への移設に反対する考えをあらためて訴えた。
20日の会見にはアメリカをはじめ20か国のメディア関係者が参加したが、翁長知事が外国メディアに対して直接訴えるのは初めてのこと。
27日からは訪米も予定していて、日本政府との対立が続く中、辺野古移設問題への関心を海外でも高めたい考え。