テロ関連組織を摘発…15人拘束 ベルギー
ベルギーの治安当局がイスラム系テロ関連組織に対し15日に行った一斉摘発について、現地の検察はこれまでに15人を拘束したと明らかにした。
摘発は、イスラム系テロ関連組織がベルギー国内の警察へのテロを計画していたとして行われたもので、容疑者2人が射殺された。検察は16日の会見で、ベルギーとフランスで計15人を拘束し、自動小銃や警察官の制服などを見つけたことを明らかにした。テロが差し迫っていたとしているが、フランスで起きた新聞社襲撃など一連のテロ事件との関連性はないとしている。
一方、フランスでは、新聞社襲撃事件などをめぐり捜査当局が新たに男女計12人の身柄を拘束し、事情を聞いていることが分かった。AFP通信によると、実行犯に対し武器や車を準備するなどの支援をした疑いが持たれている。捜査当局は、さらに共犯者がいると見て調べている。