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マクドナルド、全世界での純利益21%減少

2015年1月24日 7:49

 アメリカのファストフード大手・マクドナルドは23日、中国での期限切れ鶏肉使用問題などが響き、全世界での純利益が2割以上減少したことを明らかにした。

 マクドナルドは23日、去年10月から12月までの期間の決算を発表したが、世界全体での純利益が前年同期比で21%、売上高が7%減少したことが分かった。これは、中国の食品加工会社で使用期限が切れた鶏肉を出荷していた問題が響いたもので、日本や中国を含むアジア太平洋・中東・アフリカ地域は既存店の売上高が4.8%の減少となった。

 マクドナルドのトンプソンCEO(=最高経営責任者)は「2014年はマクドナルドにとって厳しい1年だった」とコメントしている。