旧正月 爆竹・花火で年越し祝い 中国
19日は旧暦の正月。中国の市街地などでは、花火や爆竹をならし年越しを祝っている。
「魔よけ」や「神を迎える」などの意味を持つ中国の花火。上海では、旧正月の年越しを祝うため、18日午後11時ごろからいたるところで爆竹や花火が打ち上げられた。取材した街の人は、「爆竹などをやらないと、新年の雰囲気が出ません」と話した。
しかし、ここ数年は、大気汚染への影響や事故防止などの理由で当局が爆竹を規制する動きが加速している。地元メディアによると138の都市で年末年始の爆竹が全面禁止となっている。上海でも時間帯や場所を制限されているが、街には例年通り真夜中に爆音が響きわたった。